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- ヒメシャラ
- <strong>ヒメシャラ</strong><div>〇ツバキ科ナツツバキ属 / 落葉高木 / 雌雄同株 / 日当たりの良い場所を好む</div><div><br></div><div>赤く滑らかな幹に繊細な枝ぶりで、凛とした風姿が特徴のヒメシャラ、その名は近種のナツツバキが別称シャラノキといい、ナツツバキよりも葉も花も小ぶりなのでヒメシャラと呼ばれる。</div><div>新芽の頃の爽やかで鮮やかな緑や、初夏を彩る楚々とした小さく白い花、冬空に映える幹肌とシルエットと四季を通して堪能できる樹木です。</div><div><br></div><div>神奈川県箱根山を北限として、四国、九州の屋久島までの太平洋側の雨の多い山地に自生し、多くの場合はケヤキやイロハモミジ、アブラチャンヤマボウシなどと混生するが、芦ノ湖の湖畔では純林もみられる。</div><div>日当たりを好む性質が強いものの保水性の高い性質でもあり、それは夏場の山道で幹に触れるとひんやりとするほどで、それだけ水を必要とするので乾燥には弱い。また、庭に植える際には日当たりにも注意を払いたい。</div><div>日当たりは大事とはいえ、西日が直接当たる場所は避けるべきである。西日はあらゆる植物にとって避けるべきものとされるが、ヒメシャラにとっては特にそういえる。なぜかは分からないが、根が浅く地表面に細根が露出しやすいことも関係あるかもしれない。</div><div><br></div><div>生育は比較的穏やかで自然的な樹形が美しいので切り詰めなど樹形を乱すほどの強い剪定は避けたい。それらを踏まえたうえで、植える際には自然樹形が楽しめるだけのスペースを確保し、西日を避け、根元はマルチング材や毎年の落ち葉で保護するとよい。</div><div><br></div><div>〇ヒメシャラの手入れ</div><div><br></div><div> 剪定 11~2月 及び 5~7月 </div><div><br></div><div> 植栽、移植 10 、11月 及び 2 、3月</div>
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- 芝生と敷石の駐車場
- ドッグラン付きの貸別荘の駐車場の施工依頼を承り、芝と自然石を用いるというお施主様の発案に基づき、厚みのある石選びからスタートしました。<div><br><div>木曾石は平らな面が多く頑丈な石でして、石材屋さんに積まれた山の中から選りすぐりのものを現地に運んだら、バランスを見ながら仮置きです。</div><div>全て手作業なのでここまででもかなりの体力仕事でしたが、その先にはさらなる試練が待ち受けていました。なにしろ土が堅いのです…</div><div>石がちょうどいい高さになるまで掘るのもやっと思いで、それを一日中ひたすら繰り返す過酷な労働の日々、しかもこの作業に取り掛かったその日から急激に気温が上がり、6月とはおもえない暑さに毎日へとへとでした。。</div><div>けれどその大変な思いをした分だけすべてやり遂げた時の達成感はひとしおでした!</div><div><br></div><div>駐車場といえばコンクリートやアスファルトなどで舗装される事が多いですが今回のように芝生と敷石による駐車場だと夏場の照り返しもなく、気温上昇を緩和させることが出来る上に景観もよくなる事を強く実感できる仕事でした。</div></div>
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- あるものリガーデン
- 芝のメンテナンスからの解放を望まれるお施主様から、美観も含めたリガーデンのご依頼を承りました。<div>その際に経済面や無駄をなくす観点からご自宅で余っているレンガやガーデンファニチャーを使えれば使ってほしいとのご要望もありました。</div><div><br></div><div>そこで諸々のご要望にお応えできる手段として、芝生から土系舗装への変換とレンガによる装飾、レンガとアイアンのガーデンファニチャーを用いた飛び石による装飾と動線の誘導でした。</div><div>円形の飛び石は施工個所にあった雨水枡の存在感を薄めるうえでも有効に働くと思いました。</div><div><br></div><div>現状合わせでの水勾配や飛石表面の排水性には苦心したもののご容認いただけるものを完成させる事が出来ました。</div>
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- 園路の石張り
- こちらのお庭はアトリエブロンズリーフさんがリガーデンを手掛けるお庭で、その一環として園路の施工を行いました。<div><br></div><div>要ともなる園路ですので、幅や曲がり具合など、綿密に確認しつつ決定したら、いざ石張りです。</div><div><br></div><div>大、中、小のバランスや形状を見極め配置を大まかに決めたら次に石の加工に入ります。</div><div>もともとその形であったかのように加工するのが大切になります。</div><div>そうして全体の配置が完全なものとなったら、いったん石を外し下地をつくり再度石を置き目地を入れていきます。</div><div>最後に余分なモルタルを拭き取って完成です。</div><div><br></div><div>お施主様にも大変気に入っていただけました。</div>
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- 木の温もりを感じる庭
- こちらのお宅では、ウッドフェンスから始まり外水栓まわりのリフォームや縁台の取り換えをさせていただきました。<div><br></div><div>ウッドフェンスでは浮づくりの杉板を使用し、日本的な雰囲気を出しつつ縦づかいにする事で牧歌的な印象を与え、のどかさを演出しました。</div><div>続く外水栓まわりのリフォームも、ウッドフェンスと連続性を持たせるように手を加えていき、改善の対象である素材からくる殺風景さや装飾性のなさ、棚に置かれた物が目につく事で感じる乱雑さを解消させました。</div><div><br></div><div>最後の作業となる縁台の交換では、夏の日差しでアルミ製の座面が熱くなるため木製のものにしたいという事で、設計から施工までをさせていただきました。</div><div>今回の設計では、まず最初に細い垂木を細かく並べた座面のイメージがあり、それを支える躯体を角材ではなく板材で組んだら面白いデザインになるんじゃないかという期待のもと設計施工させていただき、イメージ通りのものが完成したと思っています。</div><div>しかもこの縁台の座り心地のよさは思いのほかで大変うれしかったです。</div><div><br></div><div>けれど何よりも、今回の一連のリフォーム工事を通して、私の考えや着想を尊重していただき、またそれを気に入っていただけた事が一番の喜びでした。</div><div><br></div>
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- スダジイ
- <strong>スダジイ</strong><div>〇ブナ科シイ属 / 常緑高木 / 雌雄同株 / 日当たりのよい所を好む</div><div><br></div><div>照葉樹林を形成する代表的な樹木のひとつで神社の境内や鎮守の森でもよく見かけるスダジイは、一般的にはシイノキと呼ばれ庭木や公園樹木としてもよく見かける。若葉の頃に黄金色の花序で樹冠を飾り独特の芳香を放ち虫を誘う、人にとってはいい香りというよりはむせるような香りである。実りの秋にはたくさんのどんぐりがなり森の生き物の貴重な食料となる。人にとっては自然工作の材料としての方が馴染み深いが、スダジイのどんぐりはカシやコナラなどの他の種のような渋みはなく、甘みがあり食べられる。</div><div><br></div><div>スダジイの近縁種にはコジイがあり、別名ツブラジイとも呼ばれ、二種の見分けは難しい。大きな違いとしてはスダジイの幹では縦に割れ目ができるがコジイは平滑で割れ目ができない事や、スダジイのどんぐりが長楕円形なのに対しコジイのは球形になるという違いがあるほか、環境と分布地の違いではコジイは乾燥地を好み、スダジイは海沿いや河川流域、山地の斜面地などの空中湿度の高い土地を好む。スダジイの分布は福島県以南で日本海側にも新潟県佐渡島を北限に分布があるがコジイは関東以西の内陸部を中心とし日本海側にはほとんど分布がない。</div><div><br></div><div>また、スダジイは長寿の樹木で照葉樹林を形成するのに対しコジイは腐朽菌が入って枯死しやすいため照葉樹林ではスダジイにとってかわられる。照葉樹林とは極相林ともいい、いわば森の完成形で、言い換えれば人の手が加えられていない森という事なので、そういう森は全国的にもほとんど残っておらず、スダジイの大木も数は少ないとされてきたが近年、伊豆諸島にはスダジイの大木が比較的多く残っているらしい。</div><div><br></div><div>シイ類に入りやすい腐朽菌はシイサルノコシカケで公園樹木や庭木でも度々目にするが、シイサルノコシカケがあるからといって即座に伐採が必要かといえばそうではなく、枯れたり倒木の危険があるかの判断は慎重に行う必要がある。</div><div>また、庭木でシイサルノコシカケに侵されるのには剪定が多少なりとも影響している場合がある。というのも関東では以前まで敷地の境界にシイノキを植えていたという。以前に比べ越境枝に神経を使う近年の住宅事情ではその事でかえって強剪定の対象になりやすいからだ。</div><div><br></div><div>スダジイの大木が少ない理由には木材としてあまり有用ではないという事も影響している。木材として使われなかったため、植林もされず森林開拓で減るばかりだった。木材以外の利用用途としては、シイタケの原木や樹皮を乾燥させて染料として使われてきた。</div><div><br></div><div>〇スダジイの手入れ</div><div><br></div><div> 剪定 2~6月 及び 9月~11月</div><div><br></div><div> 移植、植栽 2月~3月 及び 5月~6月 </div>
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- アカマツ(赤松)
- <strong>アカマツ(赤松)</strong><div>○マツ科マツ属 / 常緑高木 / 雌雄同株 / 日当たりの良い場所を好む</div><div><br></div><div>アカマツは、その赤みがかった幹の色からそう呼ばれます。</div><div>同じく幹の色からの呼び名のクロマツと比べると、葉は少し短く柔らかく、色味も鮮やかな緑で見た目にもたおやかな雰囲気を伺わせます。庭木に仕立てられるとその印象は顕著で、そのため雄々しいクロマツを雄松(オマツ)、男松(オトコマツ)アカマツを雌松(メマツ)、女松(オンナマツ)と呼びます。</div><div><br></div><div>この二者は生育環境も共に共通してやせ地で乾燥地を好みますが、クロマツが平地や海岸に多いのに対し、アカマツは尾根や岩場に多く、時に他の樹木が育たない湿地にも生育します。</div><div>貧栄養の土壌を好むのは先駆植物の特徴とされますが、実はこの特徴と人とマツとの関わり方が全国の松原の衰退を招く一因となっている現状があるようです。</div><div><br></div><div>静岡の「三保の松原」と佐賀の「虹の松原」と共に日本三大松原に数えられる福井の「気比の松原」はアカマツが六割近くある全国でも珍しいアカマツの多い松原ですが、その規模は衰退をたどり、戦前と戦後ではその面積は半減しており、その要因は松原の利用の変化によるところが大きいようです。</div><div><br></div><div>ここでマツの人による利用について触れると、松の材木としての利用価値は高く「松は寸より棟梁の機あり」と言われれるほどで、粘りがあり丈夫な事から梁をはじめ建築材に多く使われてきました。</div><div>また、地中や水中でも腐りにくいマツ材は土木工事において古くから杭として使われてきました。</div><div>それ以外にもマツは燃料としても火力が強く、かつては薪として製塩や鍛冶屋の仕事に使われ、マツの葉は薪の焚き付けとして利用されていました。 現在でも長時間高温を必要とする備前焼などの焼き物にはマツの薪が使われています。</div><div><br></div><div>このようにマツが材木としてだけでなく燃料として優れている事、かつては普段の生活でも利用されていたものの、今では利用されなくなった事が松原の衰退に大きく関わっているようです。</div><div>というのも、戦時中、燃料不足に陥った際、マツの根から採れる松根油で飛行機を飛ばす計画が持ち上がり、かなりのマツが切り倒されたといいます。また人による松葉の利用もなくなると松原には落ち葉が積もるようになり、自然発芽による幼木の成長は阻害され、土壌の養分が豊富になりやせ地でなくなるにつれマツの樹勢は衰えていきました。</div><div>そこに外来性で免疫を持たないマツノザイセンチュウによる被害も重なるなどして、現在では懸命な保護活動により松原の状態を維持しているのが現状のようです。その活動で大きな意味を持つのが落ち葉かきで、これは今では絶滅危惧種に加えられたマツタケの収穫においても必要不可欠な作業となっているそうです。</div><div><br></div><div>最後に庭木としてのマツの利用についてふれると、ここでもまた時代の変化によりニーズは減る一方で、買い手がつかない事から庭木としての生産も減っているといいます。それは樹木管理する機会の減少にもつながり、どちらの現場にとっても技術や文化の伝承が課題ともいえそうです。</div><div><div><br></div><div><br></div><div>○アカマツの手入れ</div><div> </div><div> 剪定 11~2月 及び 5~7月</div><div><br></div><div> みどり摘み(新芽が柔らかいうちに摘み取る作業) 5月中旬から6月上旬</div><div><br></div><div> 移植、植栽 2、3月 及び 5、6月</div> <br></div><div><br></div><div><br></div>
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- ナツツバキ(夏椿)
- <strong>ナツツバキ(夏椿)</strong><div>○ツバキ科ナツツバキ属 / 落葉高木 / 雌雄同株 / 日なた~半日陰</div><div><br></div><div>夏の始まりに椿に似た花を咲かせることからこの名がある。別名を沙羅の木(シャラノキ)というが、これは沙羅双樹からきている。「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす」平家物語の冒頭に登場するこの沙羅双樹はお釈迦様が入滅の際に時ならぬ花を咲かせたという伝説があり、仏教においては悟りを開いた時の菩提樹と生まれた時の無憂樹とともに三聖木のひとつに数えられている。</div><div><br></div><div>本来はインド原産のフタバガキ科の常緑高木のサラソウジュをさすが、日本の気候では育たないため日本での沙羅双樹にはナツツバキが当てられたか、間違えた認識がそのまま定着したとされている。日本の寺院にナツツバキの植栽があるのはこのためで、菩提樹も同じ理由でクワ科のインドボダイジュの代わりにシナノキ科のボダイジュが植えられている。</div><div><br></div><div>6月から7月頃に咲く白く清楚な花が椿に似るのは見た目だけではなく、散ることなく落ちるのも同じである。一日花であるナツツバキの花は朝に咲いて夕方には散ることなく落ちてしまう儚さがあり、樹上に咲いているときは葉に隠れて見えにくいため、落ちて初めて花の時を知らせるというのもまた風情で、花鳥風月の対象として盛んに詠まれ、夏椿、沙羅の木、沙羅双樹は盛夏の季語でもある。</div><div><br></div><div>庭木としても人気でよく植えられるものの、植える時には場所や土壌状況には注意が必要となる。冷温帯の山林内に生育するナツツバキは日あたりを必要とするものの乾燥や直射日光を嫌い肥沃な土壌を好むため、場所を見極め土壌条件を整える必要があり、西日には特に注意が必要となる。</div><div><br></div><div>自生する山林では他の木と混じって生育しており群生をつくる事はほとんどないとされているものの、兵庫県の有馬富士公園とささやまの森公園には群生が見られ天然記念物となっている。分布地では岩手県の大船渡市が北限とされ、本州の南西部の山地に広く分布し、四国、九州の鹿児島まで自生し、朝鮮半島の南部にも自生する。</div><div><br></div><div>○ナツツバキの手入れ</div><div><br></div><div> 剪定 9月~10月 及び 2月~3月</div><div><br></div><div> 移植、植栽 2月~3月 及び 5月~6月</div><div><br></div>
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- タイサンボク
- <strong>タイサンボク</strong><div>○モクレン科モクレン属 / 常緑高木 / 雌雄同株 / 日当たりを好むが日陰にも耐える</div><div><br></div><div>タイサンボクは明治の初め頃に渡来した北アメリカ原産の樹木で、別名を白蓮木(ハクレンボク)とも呼ばれます。また、葉の裏の色から紅背木と呼ばれる事もあったようです。この葉裏の色は褐色の毛が密集していることによります。</div><div>葉も大きく厚い革質ことも相まって鬱蒼とした樹姿ですが、それとは対照的に大きく真っ白な花はその清々しさをまずは芳香で梅雨空のもと、私たちに知らせてくれます。</div><div><br></div><div>タイサンボクの漢字は大山木、泰山木と書かれる事が多いですが、牧野富太郎によると花の容姿が大きな盞(さかずき)に似る事から大盞木が正しいとあります。詩的で愛情あふれる観察眼ですね。</div><div><br></div><div>庭木としての人気も高く、下積み時代にお世話になったいくつかのお屋敷にもやはりタイサンボクの大木がありました。</div><div>そして大抵 "大きくなりすぎたから小さくして” と言われるのが常でした。萌芽力の衰えてる老木に無理を強いるのに気が引けたのを覚えています。</div><div><br></div><div>大木になるのでお庭に植えるにはそれなりのスペースが必要ですが、最近主流のリトルジェムという品種は成長が穏やかで大きくなりすぎず、若いうちから花をつけてくれます。そして花の後の実は鳥の好物でもあります。</div><div><br></div><div>○タイサンボクの手入れ</div><div><br></div><div> 剪定 6月~7月 、10月~11月 及び 2月~3月</div><div><br></div><div> 植栽、移植 5月~6月 及び 3月~4月</div><div><br></div>
