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- ウッドフェンスのある風景
- マンションの一階にあるこちらのお宅はテラスが駐車場に面しており、アルミサッシのボーダーフェンスがありますが、間隔が広いためたまに駐車場にいる人と目が合う事を気にしておられました。<div>更に窓の外の風景として現状では無機質で殺風景に感じるということで、もっと窓の外を明るく、自分好みにしたいとの思いでウッドフェンスを希望されていました。</div><div><br></div><div>木目の美しい杉材で、無垢な感じで。などイメージはお施主様の方で具体的にもっていましたので、どう施工するかが課題となりました。というのもマンション側からは‟既存の構造物に一切加工は加えない”という条件を出されていたのです。</div><div>既存のフェンスにウッドフェンスの柱を抱き合せて固定する方法やタイル部分を隠す方法、または既存のフェンスにかかる負担や強風に対する強度や安全性など、元請であるPLANTEDさんと、時にお施主様も交えてディスカッションを重ね、その内容をお施主様にもご納得いただいたうえで作業にかかりました。</div><div><br></div><div>今回の工事ではそうした過程も含めて責任感と緊張感をも原動力にして完成と喜びに繋げられたように思えて印象的でした。</div><div>最後にお施主様から‟いいものをありがとうございました”と言われた時、おそらくそれは何気ない一言だったと思うのですが、私にとってはとても大きな言葉として胸に響きました。<br><div><br></div> </div>
- ウッドデッキのある風景
- <div>高台に位置する見晴らしのいい邸宅にてウッドデッキの工事を行いました。<br></div><div>今回の工事はPLANTEDさんのお庭づくりの一環でしたが、私の提案を全面的に採用いただき、木材は国産材のヒノキを使いました。</div><div><br></div><div>屋外で使用する木材ではその耐久性から輸入材の人気が高いのですが私は常に国産材を推奨しております。</div><div>それは地産地消や国内の森林保護の観点からの意識が強いですがそれだけではありません。日本で育った樹木は材木としても日本の気候に適しており、耐久性においても決して輸入材に劣るものではありません。</div><div>そしてその木目もまた日本の風土に合っておりとても美しいです。</div><div><br></div><div>以上の事から常に国産材を推奨していますが、もう一つ常に推奨しているのが床下への竹炭の敷設です。</div><div>これにより湿気から木材を守る事ができ、防草にもなります。</div><div>この二点は常に提案させていただいておりますが、今回は更に防腐剤と塗料においても環境配慮型の製品を使用しました。</div><div><br></div><div>防腐剤では銀イオンの作用によるもので有害性のない製品を選び、塗料も国産の自然塗料を使用しました。愛犬もいらっしゃるので大変喜んでいただきました。</div><div>そして今回はお施主様のご希望でクリア塗料にしましたので一層木目の美しさの引き立つウッドデッキとなりました。<br></div><div><br></div><div>そんなウッドデッキの完成祝いにと、完成したばかりのデッキでお施主様といただいた珈琲の味は格別でした。</div><div>その時間を通して、このデッキがあることで生まれる日常の風景があり、そんな仕事の機会をいただけたことへの感謝の思いをしみじみと感じました。</div>
- 花壇のあるお庭
- アルミ製の土留め板で仕切られただけの花壇<div>その花壇の改修をご依頼いただきました。</div><div><br></div><div>今回使用したレンガは「オールドロンドンイエロー」というアンティークレンガです。</div><div>かなり趣のあるレンガです。もはや風格です。</div><div><br></div><div>その持ち味を活かすために目地に荒々しさの表現と色合いの調整を兼ねて、</div><div>竹炭を混ぜたモルタルを使用しました。</div><div>そしてレンガの並べ方は曲線がきれいに出せて、きめ細やかで美しい直線になるように工夫しました。</div><div><br></div><div>今回の施工ではメインの花壇ともう一箇所の玉石を並べて仕切られていた花壇もレンガに替え、</div><div>そちらでは特に曲線が多く高低差もあるので天端の合わせ方も遊ばせてみました。</div><div><br></div><div>自分の好きなようにやらせていただき、奥様はじめ、ご家族の方にも大変気に入っていただき、嬉しい限りでした。</div><div><br></div><div><br></div>