ヒメシャラ
ヒメシャラ
〇ツバキ科ナツツバキ属 / 落葉高木 / 雌雄同株 / 日当たりの良い場所を好む
赤く滑らかな幹に繊細な枝ぶりで、凛とした風姿が特徴のヒメシャラ、その名は近種のナツツバキが別称シャラノキといい、ナツツバキよりも葉も花も小ぶりなのでヒメシャラと呼ばれる。
新芽の頃の爽やかで鮮やかな緑や、初夏を彩る楚々とした小さく白い花、冬空に映える幹肌とシルエットと四季を通して堪能できる樹木です。
神奈川県箱根山を北限として、四国、九州の屋久島までの太平洋側の雨の多い山地に自生し、多くの場合はケヤキやイロハモミジ、アブラチャンヤマボウシなどと混生するが、芦ノ湖の湖畔では純林もみられる。
日当たりを好む性質が強いものの保水性の高い性質でもあり、それは夏場の山道で幹に触れるとひんやりとするほどで、それだけ水を必要とするので乾燥には弱い。また、庭に植える際には日当たりにも注意を払いたい。
日当たりは大事とはいえ、西日が直接当たる場所は避けるべきである。西日はあらゆる植物にとって避けるべきものとされるが、ヒメシャラにとっては特にそういえる。なぜかは分からないが、根が浅く地表面に細根が露出しやすいことも関係あるかもしれない。
生育は比較的穏やかで自然的な樹形が美しいので切り詰めなど樹形を乱すほどの強い剪定は避けたい。それらを踏まえたうえで、植える際には自然樹形が楽しめるだけのスペースを確保し、西日を避け、根元はマルチング材や毎年の落ち葉で保護するとよい。
〇ヒメシャラの手入れ
剪定 11~2月 及び 5~7月
植栽、移植 10 、11月 及び 2 、3月

